2006.2.7

東京から戻って1週間が過ぎた。東京で貰ったインフルエンザは、
さすが都会で鍛えられているだけあって強烈なパワーだった。
仕事だけは穴を開けないでやり過ごしたが、他は殆ど何も出来ず
「飲んで寝るだけ」の暮らしに徹した。

「東京オフ会をするから出ておいでよ。」
あこちゃんからそんなお電話を頂いて、冗談でしかなかった上京が
一気に現実のものとなって話は進行した。



東慶寺。言わずと知れた、さださんが歌っている「縁切寺」のご本尊様。
一度伺ってみたいと念願していた。そういう意味では『念ずれば花開く』の例に当たるかも。

1月の末としては暖かい日だったけれど、日陰には、先日降ったという雪が白いままで
こんもりと残っている。やっぱりここは松山よりも北に位置するんだなあ。

小さいお寺はよく手入れされていることが多いものだけれど、東慶寺もそんな感じがした。
これなら、いつなみりんが駆け込んでも受け入れてくれそうだと安心した。





歴史や英語の教科書に出てくる禅寺・円覚寺。
もっと鎌倉の中心近くにあるのかと思ったら全くの外れで想定外。

『雪の鎌倉、ハーレムの旅』なんて思いっ切り週刊誌を飾りそうな
設定の割には、現実は淡々と真面目に過ぎていった。





夏をあきらめて         作詞/作曲 桑田 佳祐
波音が響けば雨音が近づく
二人で思い切り遊ぶはずの On the beach
きっと誰かが恋に破れ
噂のタネに邪魔する
君の身体も濡れたまま
乾く間もなくて
胸元が揺れたらしずくが砂に舞い
言葉も無いままに あきらめの夏

http://west-village.main.jp/music2005/5-naha/mnatsuwoakiramete.html
(無断で借用しておりますが、よかったら聞いていってやってください。)

サザンはあまり得意なジャンルじゃないけれど、そりゃ同世代だし、『江ノ島』と聞けばこいつの音が耳に響く。
やっぱ、しみじみするよなあ。。



ネット友達のオフ会は 何故にこんなに楽しいのだろう
顔を合わすのはこれで2度目 生い立ちだって年齢だって様々なのに

文字の世界は虚構が生じやすいと世間は言う ネットは危険だと警鐘を発する奴もいる

僕らが自分のテリトーリーで出会う人間は 時間的にも空間的にも限られている
表面的な日常的な会話から そう簡単に趣味や生甲斐の話には入っていけない


ネットは違う ネットは自分の個性が大手を振って闊歩している
それぞれが自分の生き様を主張している

日常の猫を被った言葉は 僕らの間には存在しない
顔を合わせた瞬間に 永遠の青春と同居するんだ








ふと気がつけばもう2月も上旬が終わろうとしている。
夢のような東京での3っ日間と帰って来てからの苦痛。
早いなあ。

頑張って写した写真たちを記録に残せてよかったと安堵している。
こんな記録でも時間という篩(ふる)いに掛けると結構輝いて来る。
面白い。

一番寒い今の季節は何をするのも辛く億劫だけれども
ここひと月をぼちぼちやり過ごせば、また全てが動き出す春が来る。

さあ、もうちょっと働くかあ。

いに掛けると結構輝いて来る。
面白い。

一番寒い今の季節は何をするのも辛く億劫だけれども
ここひと月をぼちぼちやり過ごせば、また全てが動き出す春が来る。

さあ、もうちょっと働くかあ。