2005 4 30


長崎ハウステンボス。何度か行こうとしたがチャンスがなくて失礼していた。今回はいつもの旅行会社で、
「ハウステンボス8席です。」といわれた瞬間から決まった。大きい施設のようだったので事前にネットで
どう攻略するかを調べておいたのも良かった。備えあれば憂いなしか。

インフォメーションを通過した瞬間、全体の大きさや距離間隔が掴めた。
それで、歩けば直ぐに草臥れてしまう事は必至なので、
まずは外周をカナルクルーザーなる船に乗って全体をしかと見せて頂いた。
よくは分からないなりに風車や跳ね橋や象徴的な高い塔に異国の情緒をたっぷり感じた。

一回りしてから、二人乗りの自転車を借りた。
これが良かった。
ギーコギーコと園内をくまなく走り回り、面白そうな場所に来たら
その辺に自転車を放り出して好きなだけふらふら出来る。
ビール片手に酔っ払い運転も平気だ。
何より歩くときと使う筋肉が違うからその後の歩き周りにも影響がなかった。

私(わたし)的には、先が見えないほど続きコントラストが鮮やかなお花畑が一番気に入った。
どれほど多くの人間が世話をしているのか分からないが、
これだけの植物の世話は大変な労力になるであろうことは容易に想像できる。
大きな建物やイベントもたいへんなコストが必要であろうが
これらの植物だって大変なはずだ。

あまりに込み合うのも困るが、連休初日はかなりの空間だったことが心配だ。

http://www.huistenbosch.co.jp/top.html







広い園内は異国情緒たっぷりで、日常を忘れるには実に適してくると嬉しかった。
3つあるホテルではかなりリッチな食事も用意されているらしい。次回の楽しみとしたい。

次の日は長崎市内を観光し、オランダ坂やグラバー邸を歩いた。
オランダ坂でさださんのグッズが並ぶお店「雨やどり」を発見して、つい長居をしてしまった。
http://homepage3.nifty.com/amayadori/

連休に現実の厳しさから逃れて瞬間的に旅人になるには、こうした隔離された空間は適していると
今回の旅は教えてくれた。へエーとかフーーンとか言っている間に美しいものが通り過ぎていく。
これ以上、いい気分のなれるものはないかもしれない。