秋休み。どうしてたって息子・娘が住む東京に足が向く。
朝日が紹介していた銀座ライオンというビアホールでビールが飲みたい。
長い間の懸案だったディズニーランドとやらに一度は行ってみたい。
今流行のラクーンという軽のキャンピングカーにもお目に掛かりたい。

こうして、てっちゃんはまた旅人になった




銀座ライオン

1934年、4月オープン。一階フローアは予約が利かない。
夏にお世話になった中島は左の奥かな 下界は雨とか言っているのに天上はこのとおり

「銀座の大通りに面してビールファンの聖地ともいうべき店がある。」
9月の朝日の書き出しでこのように紹介された『銀座ライオン』。
丁度、東京行きがスケジュールの上って来ていたので渡りに船。

高い天井と年季の入ったインテリア。正面のモザイク製の大壁画は
予想していたものよりしっくりと穏やかに納まっている感じだった。

ビールが旨い。長年飲み込んできたビールだけに味には煩いつもりだ。
ほんの微かな嫌味もなく冷やし過ぎていない本物の旨いビールは、
そうどこでも飲めるものではない。そんなビールがノド元を通った。



ディズニーランド

どこから写しても絵になりそうで、どう写しても美しいけれど、何か物足りなさが漂う。





ディズニーをどう残すか、多くの人が訪れている場所だけに
ノーマルな写真だけでは味わいがないと思った。
300枚を越す中から納得できるものを探し出すと数枚しかない。
まあ、きっとこんなものなんだろうと悟った。

ディズニーに集う人々の顔が明るいことをフェインダーを通して知った。
私もテンションが上がっていたようだが、明るい笑顔は人を幸せにさせる。
帰りの電車で日常の顔に出会って更に納得した。