四国を出て北に向かうことが多い昨今、南を向いてちょっとした旅にしようと決め、
四万十の宿を予約してこの日を待った。割りとわくわくして車の人となった。
予定になかった南楽園は殆ど人のいない中で美しく整えられた庭を堪能した。
夕日を追いかけてどうにか日没前にたどり着いた足摺岬は、お遍路さんの集団の
「夕焼け小焼け」をB.G.Mに南海に沈む夕日を味わった。
雄大な四万十川の河口付近の橋で一休みし、有名な沈下橋を散歩して
駆け足ながら、秋の南四国の旅はなかなか趣きのあるものとなった。



序章




南楽園




城辺町ー天嶬鼻(テンギノハナ)




足摺岬





四万十の宿





四万十川ー沈下橋




後記

旅を終えて、たくさんの写真を前にすると感動が再燃する。
でもこの時はまだサイトにアップする元気は出て来ない。
旅の感動よりも旅の疲れの方が大きい。

10日くらい放って置いて一度すっかり忘れた頃になって
改めて写真たちと対面すると、熟成したワインのような
旨みを伴って再現する。この瞬間が美味しい。

デジカメ一眼レフになって、私のような素人でも良い写真が写せる。
広角レンズで見る構図が望遠のそれとは大きく違っている事も知った。
写真に幅が出てきた様に感じて嬉しい。

旅に出て写真を取る。持ち帰って見直す。サイトにアップして記録とする。
こんな作業が恒例化して久しい。面倒くさいと思っている自分もいるが、
5年前の自分に出会える喜びは捨て難い。