松山平野と四国山地の境界線辺りに砥部町はある。蜜柑と焼き物の町として有名だ。
この砥部町には、運動公園・こどもの城などたくさんの公的な施設が建てられている。
私の果樹園は、そんな施設に隣接したささやかな西向きの斜面に造られることになった。
2018 冬の果樹園 2018.2.7 | |
ぶどう棚が傾いて横の道路に倒れそうになった。 たまに走る自動車に迷惑を掛けてはいけないと慌てて修繕をした 斜面の上の方は違う人が世話をしているはずなのだが、 ここ数年は手が入っている様子がない 雑草や雑木が生い茂る施しようのない状態だった。 この冬は、がんばって刈り払いを回しやっと大きな平地を作った ここにスイカやサツマイモでも植えようかと思っている |
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2018.1月末完成 これでまたデラウエアーが食べ放題だ |
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ここから写真に残すことにした | 3日かかった |
斜面を上がると子どもの城、運動公園そして農作業用ため池などが一望できる |
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剪定した枝類を焼いている | 斜面に植えた水仙が草臥れ始めている |
雑木を1時間以上掛けて手鋸で切り倒した | 四国山地に掛かる冬の雲 |
隣のこのため池からホースで水を引いている、感謝・感謝。 |
2016年 秋の果樹園 2016.12.11 | |
なんと4年ぶりの更新 どれだけサボったことか 仕事を辞して果樹園は大切な遊び場となった 池を作りゆっくりできる場所になった |
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踊り場から |
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今年も旨そう |
すっかりボロボロの山小屋 |
ふたつの池が涼しそう |
踊り場&作業場 |
ここ数年お気に入りのホウセンカ |
ホウセンカは淡いピンクがいい |
2012年 春の果樹園 2012.5.18 | |
長く更新していないこの果樹園のサイトも 果樹園を続けている内は、大切な記録の場所。 日々の発見を写真に残しておきたい。 |
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紅白の芍薬 大きな株になって来ました |
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そう、ブラック・ティという名の薔薇でした |
地面から伸びた牡丹は芍薬に似た花を咲かせます |
ブラック・べりーの花を語ご紹介します |
ベランダのアルストロメリアもここで載せます |
春先に植えつけたソメイヨシノが順調です。雑草の中にコスモスの新芽を発見しました。 |
2011年 春の果樹園 2011.3.23 | |||||||
去年と同じ日付けで更新する春の果樹園。 新しいものは何もないけれど、 時間の経過を感じるのも悪くないかもしれない。 そういえば、今年は近くの河川敷の菜の花を残せる事になった。 |
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剪定を止めた梅 | |||||||
大きな株になったクリスマスローズ | 今年もそろそろ終わりの水仙 | ||||||
気品漂う紅梅 | 美味しそうな牡丹の新芽 | ||||||
ウグイス よくぞまあ、こんな写真が撮れたものだと自分で驚く。 あちこちにこの手の写真はたくさんあるが、自分にはあり得ない話だと思っていた。 それが、偶然にも菜の花を写しに行ったら、こいつが、 「どお、綺麗でしょ。私を写して。」 とでも言うように目の前に現れて、長いこと付き合ってくれた。 |
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2010年 春の果樹園 2010.3.23 |
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ほんのりと咲き始めた桃の花です | |
抜群に美しいこどもの城 | 雑草に埋もれてしまった木々たち |
昇天する古木 | 隣の資材置き場が見える |
石楠花が艶やかに咲いた | 桃の花は桜より色濃い |
桜は例年より10日ほども早いだろうか。しかし、咲いているのはホンの一部。多くの蕾はまだ固い。 |
2009年 秋の果樹園 2009.9.22 |
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防鳥ネットも葡萄もなくなってすっかり広々としてしまいました | |
防鳥ネットがなくなりすっかり風通しが良くなりました | 葡萄の棚が壊れ全てを撤去しました |
秋の日差しに映る果樹園の小物はみんなくつろいでいる様に見えます |
2009年 春の果樹園 2009.4.16 |
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咲き乱れるクリスマスローズ | ||
ボタン | ユリ | グラジオラス |
ラズベリー | ぼたん | ナシ |
山ワサビ | ネコグルマ | 山椒 |
すずらん | デラウエア | 豊水 |
クリスマス・ローズ | タラ | 今夜のオカズ |
ボタン | ||
果樹園に植えた花たちが様々な表情を見せてくれる春。 桃の木の下ですくすくと育ったクリスマス・ローズは優等生か。 ユリ・すずらん・ラズベリーなどの新芽たちは実に生き生きしている。 山椒が初めて花目を付け美味しそうに見えるし、タラの芽はてっちゃんの胃袋を満たした。 何より、大輪のボタンが真紅の花びらを広げて果樹園を我物顔に凌駕している様は圧巻だ。 |
階段修理 |
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2008.11.5 | |
2005年の春、塾を改築するときの解体によって出て来た住宅用の階段を 果樹園の斜面で使いたいと業者にお願いしてトラックで運んでもらった。 作った時は頑丈な階段だと思ったけれど、風雨にさらされる様には出来ていず、 この春辺りから急激に朽ち始め、上り下りが危険になり始めていた。 「さあ始めるか。」と思った時、ニコンと三脚を持ってきている事に気が付き これも何かの思い出になればと思って定点観測で事の推移を写してみた。 2008年11月、涼しい一日の奮闘の記録になった。 ちゃっかり、自分も載せてみた。 |
果樹たちの紹介 V 2007.5.22 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
35.薔薇 (アベマリア) | 36.さくらんぼ (暖地) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.5.23 果樹園の薔薇の中では最古参のアベマリア。 針で育てていたけど、死にそうになったので山に運んだ。 こんなに堂々と立派になるとは予想もしていなかった。 |
2007.5.23 下の4番にある写真が2ヶ月もするとこんな風に たくさんの実をつけるから、この遊びは止められないんだ。 それにしても今年はたくさん食べさせてもらった。 |
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33.芍薬 | 34.つる薔薇 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.5.22 葡萄の隣に陣取って何年もこうして色っぽい乳白な花を 咲かせている。大きい花は苦手だったがこうして芍薬のような花に 接していると、この迫力には黙って納得するしかない気になる。 |
2007.5.22 この山を再興した時に細々と生き残ってたものの一つ。 どっさり肥料を入れてやると、こうしてどっさりと白い花を咲かせる。 「オレはこの山の主やぞ」って叫び声が聞こえるのは気のせいかな。 |
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果樹たちの紹介 U 2007.4.30 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
19.林檎 | 20.桜(ソメイヨシノ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.4.27 この林檎の木は2002年に4本植えた中でたった一人生き残ったやつ。去年は10数個の実を付けてくれた。こいつが鳥に食われるのでこの膨大な防鳥ネットを張ろうなんて考え付いてしまった。今年もたくさんの花が咲いた。 | 2007.4.上旬 果樹園に一本だけ植えたソメイヨシノ。年ごとにどんどん成長して大きくなる。たくさんの木があるのにこいつが咲くと『春』って感じるから不思議だ。今年は3回もこいつの下で弁当を食った。ビールも飲んだ。幸せだった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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9.子どもの城 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.4.上旬 隣家の屋根越しに見えるこの季節のこどもの城は実に見事だ。 菜の花の黄色と桃のピンクに飾られた異国風の構造物は、純日本風な風景に 何の違和感もなく溶け込んでいるように感じられる。 |
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7.桃(白桃) | 8.桃(白桃) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.4.上旬 この桃も2002年に植えられたこの果樹園では一番古いもののひとつ。訳も分からずに試行錯誤を繰り返して、やっとそれなりに実をつけるようにはなったが、縮葉病、コガネムシ、摘果などまだまだ分からない事だらけだ。 | 2007.4.上旬 左の木と一緒に育ってきたのだけれど、何故かこいつはひ弱で実の付きも悪く病害虫の被害も大きい。一度、台風で倒れた事が影響しているのかもしれない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5.フリージア | 6.桃(白凰) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.4.上旬 去年、ベランダで増え過ぎた紅いフリージアを果樹園に移植したけど、こんなに見事に咲いてくれるとは思ってもいなかった。これで気をよくしたてっちゃんは、今、もっと増やす事を考えている。 | 2007.4.上旬 これは2003年に植えた早生の白凰。同じ桃の木に見えるけれど上2本とはずいぶん違う。早く熟してくれるのは有難いけど、縮葉病に弱く枝ごとに枯れ込まれるのには毎年手を焼いている。 |
果樹たちの紹介 T 2007.3.6 |
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3.梅(豊後) | 4.さくらんぼ(暖地) |
2007.3.6 二本じゃあ寂しいと次の年に植えた豊後(手前)。三本じゃあ寂しいと2005年に植えた豊後(奥)。こうして4本の梅ノ木が定着しました。 | 2007.3.6 普通のさくらんぼは山形くらいの気温が良いらしく、ここではなかなか上手く育ってくれませんが、この『暖地』はすくすく育ちます。 |
1 梅(鹿児島紅・カゴシマコウ) | 2 梅(白加賀) |
2007.2.19 昔、ベランダの隅っこで小さい鉢植えで暮らしていた紅梅。ここに暮らし始めて5年になるが、深紅の花が咲くと春が来た事を実感する。 | 2007.2.19 この山を紹介されて6年目。まだ辺りが雑草だらけだった時に、「ここに梅を植えよう。」と決めて植えたこの果樹園の第一号選手。 |
2007年 早春 | 2007.2.13 |
まる2年もサボって来た果樹園の更新をやっとやる気になりました。 ちょっくら、6枚の写真をひっつけて、パノラマ風に構成してみました。 大きなため池と左端にこそっと見えるこどもの城。 こんな風景の中に私の果樹園は生息しています。 これから、100を越えた木々達の一番華やかな瞬間を写真に写して このサイトに保存してみたいと、こそっとだけその気になり始めています。 ちなみに、格子状に見えているのは、昨年完成した防鳥ネットです。 請うご期待!、でありんす。 |
2005春 5.1 | |||
果樹園5回目の春は、静かに何事もないように開かれた。 そろそろ桜や桃が咲いている頃だろうとカメラを持ってそそくさと出かける。 「ああ、やっぱり咲いている。みんな一人前になったあ」なんて、無意味なことを考える。 確かに感動は薄くなった。季節が巡れば花は咲き実はつく。 季節が巡れば、するべき仕事をして帰るだけ。 5回も同じようなことを続ければ、いちいち感動なんてしていられない。 それでも、桃の花の艶やかさに目を留め枇杷の花の香りに忘れかけていた昔を探る。 除草し残した雑草の逞しさに舌を巻きながら、「やっぱりサボっちゃ駄目だ」と反省をする。 そして、5年前の写真を眺めてどうしても今年の写真を載せておかなくちゃと思う。 古階段を取り付ける。防鳥ネットを貼り付ける。。。 日常作業すらろくにしないのに、頭の中の妄想だけは活発に動く。 そんな、5年目の春が巡ってきている。 |
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防鳥ネット用の資材が転がっている | 作りかけの階段と桜と桃 | ||
簡易玄関と味わいの増してきた山小屋とレモンと桜 | 雨樋にかかる桜 | ||
果樹は100本を越えたというのに、まるで呪いにかかった夢遊病者のように、この季節になると新しい果樹を買い求める。 枯らしてしまった「ラ・フランス」が無念で心残りだったので、思い切って4本も買ってしまった。 白桃は白凰との味の違いを研究したくて買った。 ところで、右端の花は「枳殻の花」なんだ。あの歌に出てくるからたちの花だ。 今の蜜柑の木はどれもこのからたちを台木にして作られている。 だから、この木からたくさんの種を取って自分で接木をしてみようを思い立った。 でも、この木は花屋さんでは売られていない。 知り合いのお百姓さんに聞いても「そんなもん、知らん」と言われてしまった。 3年前、やっと取り寄せて植えたんだけどずっと花が咲かなかった。 それが、今年初めて咲いた。 俺が生きている間に、新しい台木に実の付けた蜜柑が食べられるかなあ。。。 |
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2004年 春 | |||||||||
柿 | 夏みかん | レモン3月 | レモン5月 | ||||||
サクランボ | あけび | りんご | 桃 | ||||||
梨 | ブル−ベリ− | 蜜柑 | 袋に入った桃 | ||||||
三回目の春に見事に咲いたソメイヨシノ | |||||||||
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早いもので、この果樹園で四回目の春が巡って来た。 セイタカアワダチソウに覆われていた斜面には様々な果樹が息づいた。 蔦に絡まれて瀕死の重体だった蜜柑たちも多くを助け出した。 半年以上をかけて作った山小屋は、大切なホームポジションになった。 この春に咲いた花たちやちょっとしたイベントを残したい。 それにしても、幹という幹全てに花をつけた染井吉野は圧巻だったなあ。 2004.5月 |
2003年 メモリアム | |
思い立って半年以上が過ぎて、やっと完成した道端の塀。高さ2メートル、長さ30メートル、総工費○千円。 別に、無理矢理に中に入ろうとしたら、こんなものは簡単に壊す事は出来る。でも、普通の人の常識に訴えるくらいなら 充分な効果はあるのじゃないだろうか。 |
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宵闇迫る頃の山は本当に美しい時間だ。近くに人家がないので暗闇が静かにすばやくしのび寄る。 ふっと東の空を見たら、こんな月が出ていた。日頃は何気なく見落とす月も、ここではかけがえのない 生きていくためのツールであるように感じてしまう。 |
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5月頃、小屋の横に菜園を作ろうと思い立ち始めたブロック積み。思いのほかの重労働でなかなか進まない。 暖かくなったらまた始めたいと、一人でそっと思っている。いつの日かここで野菜の作れる時が来る事を期待している。 |
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8月に梨や葡萄の幼果がなくなってから、ずっと考えていた塀の改築。一番大変な玄関ドアーから作り始めた。 山小屋を作った事を思い出せばちょろいものだと思って始めたけれど、これはこれでなかなかたいへんだった。 260円のカギをつけて一丁あがり。 |
残暑の中の果樹園 2003.9.8 |
照りつける太陽の日差しは私の体力を確実に奪う 雑草との闘いよりも太陽との闘いの方がはるかに厳しい しかし、それもあと僅か 威張り散らしている太陽ももうすぐ優しげになるはずだ 太陽のエネルギーをたっぷりと吸収した無花果が旨い この無花果を食べたら果物屋は行けない 神が遣わした至上の旨味だと思う 今日もひとつ頂いた、ごち。 |
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栗・金柑・柿・無花果 | |||
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雑草との闘いも毎度の事となった 一度奇麗に雑草を処分するのに、のべ8時間は要する どう力んでも一日出来る量ではない 今回は真夏の作業でもあり、どう頑張っても一回二時間が限度である 三リットルの水が瞬く間になくなり 汗を拭ったタオルをぎゅっと絞るなんて初めての経験もした 秋が近い |
初夏2 幼果 2003.6.5 | ||
柿 | 桃 | 梨 |
林檎 | 葡萄 | 梅 |
初夏 2003.4.24 | |
乳白色の小さい薔薇 | 健気に咲く芍薬 |
春2 2003.4.17 | |
梨の花 | 初なりの梅の実 |
芍薬 | 盗掘跡 |
春 2003.4.10 | |||||||
楚々と咲いた桜 自分で植えたものはこんなものでも可愛い |
3年目の浮気、いや、桃 見事な若木に育ったものだと感心しきり |
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艶やかな斜面1 | |||||||
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早春 2003.3.4 | |
昨年秋に植え付けた水仙が気持ち良さそうに伸び伸びと咲いている。鉢植えとは違うしっかりとした生命力が溢れ出ている。 | 3年目の梅ノ木がたくさんの薄いピンクの花を咲かせている。人口受粉をしたけれど、果たして上手くいっているものか。心配だ。 |
冬の果樹園 2003.1.20 | |
ひどく寒い日だった 斜面は氷上し白っぽく見える 五右衛門風呂の水貯めには分厚い氷が張った 葉を落とせない蜜柑は風に吹かれて震え上がっている さて、農薬散布だ |
秋の果樹園 2002.11.5 | |
常緑樹の蜜柑の葉は年中枯れる事はない 放置した蜜柑の木は見上げるほどの大木になる こんな木は蜜柑の里、愛媛にだってそうあるものじゃない 伸び伸びしていて良いじゃないか そう思う。 |
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湖面を彩る朱 | プロの蜜柑の木 |
色づく蜜柑の木 | 遠くに見える里の屋根 |
人の手が入らなくなった裏山 | 凛と聳える蜜柑の大木 |
「山の中は温(ぬく)い。」 隣で大根の世話している婆さんがいう。 確かにそうだと、どこかでうなずく。 冷たい風が吹いて蜜柑に皺が深まる。 「山の中は温い。」 婆さんがいう。 |
2002年 盛夏 木々たち | |
新芽が美しい3年目の枇杷の木 | 簡易の棚に結んだ4本の葡萄の蔓 |
春に植えた無花果の若木 | たわわに実をつける蜜柑の樹 |
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梅雨が明けた 木々たちはどんな顔をしているだろう ぎらぎらと照りつける太陽を見上げて葉で顔を覆っているだろうか からりと乾いた風に身体の水分を吸い取られて、ダラリと葉を落としているだろうか 南国の容赦なく照りつける太陽は 木々たちには過酷な試練を与える 梅雨明けに歓喜する人間達を横目に 彼らは拘束された囚人のようにじっと時が過ぎるのを待っているようだ 秋の雨が身を潤すまで長い試練が始まる |
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2002年 初夏 簡易木塀完成 6/10 | |||
この塀は単なるアクセサリー? | ゆったり取った駐車スペース | 4本の葡萄の幼木が並ぶ | |
2年目の初夏を迎える富有柿 | 下からスダチ・梨・無花果イチジク | 春は縮葉病で苦しんだ桃 | |
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日曜日の山は楽しい。 果樹園の様相を呈しはじめた幼木の世話をし、逞しく次々に生えてくる雑草と戦う。 この果樹園にどんな塀が似合うか様々考えたが、私にできるのは精々こんなもの。 別に泥棒を予防するわけでもない。 道路と果樹園の境界がはっきりすれば良いのである。 果樹の生長は年単位で数十センチ。 超高速で変化する人間社会とは相容れないスピードである。 でも、私はこのゆっくりした成長が生命の基本だと思う。 |
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山との出会い 2001/3/18 | 初夏の風景 2002/5/13 |
正面真ん中の丘の上の緑色は蜜柑の樹の群生。手前の薄蒼い覆いはキウイ畑。その真ん中に雑然と広がる斜面がある。これこそがてっちゃんの永遠の夢の里になるであろう我が愛しの山裾である。ここにどんな空間が広がるのだろうか。 | この山と出会って一年と二ヶ月が過ぎた。遠景に映る姿はさほど大きな変化があったようには見えない。しかし、おそらく自然というものはそんなものなのだろう。人間の努力の量なんて自然の営みに比べると何とちっぽけなものか。 |
茫然と眺めた斜面 2001/3/18 | 果樹園 第一歩 2002/5/13 |
正面の近景。雑然と広がる空間は取りとめもなく映るかもしれない。しかし、私の頭の中には未来予想図がしっかりと出来上がっている。この小屋はいずれ取り壊すことになろう。こじんまりとした素敵な茶室兼物置を作りたいものだ。 | この二つの写真がほぼ同じ場所を写している事は言われないと気づかないかも知れない。上にある蜜柑の樹の形だけが原形を留めている。朽ちた小屋と枯れ草の群生は、何時しかシャレた山小屋と果樹の苗木に変わった。 |
忘れられない元風景 2001/3/18 | 柵 製作中 2002/5/13 |
側面から見た景色。手前に誰が捨てたのか分からない物干し竿が十数本、無残な姿をさらけだしている。しかし、舗装された道路に面してこれだけの斜面が手に入ったことに素直に喜びがこみ上げる。後ろの山並みが美しい曲線を描いている。 | 簡易の柵を作って、いよいよそれらしい雰囲気が出てきた。この柵は今日の作品。なだらかな斜面が美しい。山の稜線は何も変わっていないのに、手入れをしてやれば、山はこんなにも大きく変わるものなんだ。 |
今日、50日ぶりに救出された苗たち。左から、枇杷・葡萄二蔓・梅。どれも雑草の中に隠れてすっかり弱っている。果たしてこの後元気を取り戻してくれるか心配だ。2001/6/12 |
この中に葡萄の蔓がいるはずなんだが、むやみに刈払いを動かして切断してしまっては元も子もない。作業は慎重進めなければならない。それにしても、置く場所もないほどに繁る雑草に隠れるクラウンもなかなか美しい。ムフ!2001/6/12 |
50日ぶりの山。この欝蒼と繁る雑草の勝ち誇ったようなたたずまい。成すすべもなく立ち尽くしそうになった。しかし、ここには春先に植えた果樹たちがまだ生きているはず。このまま見殺しには出来ない。2001/6/12 |
とても残念だが、暫く山へはいけない。精々、どんな山小屋を作るが勉強している。5/14 |
畑から見える自慢の眺望、初公開。 このなんとも奇怪な西欧風建造物が、こどもの城。中に入ったことはないが、日曜日ともなると、一日中、案内・呼び出しなどの放送がけたたましい。2001/4/16 |
アングルを少し右に取ると、自慢の眺望その2。運動公園と称する施設が幾つも入る一角。夜間の照明設備が聳え立っている。手前に、人造の池が柔らかな湖面を浮かび上がらせている。愛車のクラウンを添えてみた(笑)2001/4/16 |
左の写真が梅の若木。ここが北側の境界線。隣の雑草は刈るわけに行かないが、数日前までは手前の私の領域も同じくらいにボーボーだった。左手の道が長閑だ。右手の写真がサクランボの木。まだ、白い花が残っている。勢い良く新芽を噴出しているのが写真でも良く分かる。こいつに実が着くまで、先ずは頑張りたい。2001/4/16 |
葡萄の登場だ。左は、黒葡萄のピオーネ。680円。三日前に見つけて買った。今日植え付けてから初めて見に行ったが、見事についていた。後ろに見える道路が私の果樹園の横を通る幹線道路(笑)。一応、簡易舗装になっているのが自慢だ。右の写真は何が何だか分からないと思う。これは茶葡萄のデラウェアー(かな?)。実はこいつには強い思い出がある。去年の12月に買って、一冬、うんともすんとも言わなかったので、とっくに死んでいると諦めていた。それが数日前、新芽がプーっと膨らんでいるではないか。先のほうに紫色の丸いたまが見えないだろうか。見えないだろうなぁ。残念。こいつらの為に棚を吊るのはいつになるのだろうか。2001/4/16 |
現在の正面から見た図。真ん中に刈り払い機が寝っころ返っている。この時はこの下のところまでの二回目の雑草の刈り取りをしていた。上のほうは緑かかっていて、その違いが分かるだろうか。2001/4/16 | いよいよ、果樹の登場だ。かすかに白い花と黄色い若葉が認められる。梨の木だ。豊水という品種で、日頃一番世話になっている型だ。梨は大木になるという。上手に育ててやりたいと思う。2001/4/16 |
きれいに刈りあがった斜面を見てほしい。生き残っていた蜜柑の木々が気のせいが元気そうに見えないだろうか。隣のキウイ畑までの距離は4・50メートルくらいか。右の写真の右端にある松ノ木が目印である。この木の下での休憩はまるで天国にいるような心地よさだ。太陽の輝き、風の香、遠くでさえずるウグイスの声。今日も良く晴れていた。2001/4/16 |
右に広がるキウイ畑までが境界線。上の正面の写真では電柱のある辺りだ。ところどころに雑草が群がっている辺りが朽ち果てた蜜柑の樹があったところ。地面がかすかに緑色をしているが全て厚い雑草のじゅうたんによって敷き詰められている。2001/3/18 | 実は、雑草との戦いはここまで進んでいる。左の写真と見比べて欲しい。なだらかな斜面が美しい。雑草なんて天下の刈払い機の前では敵じゃあない、と言いたいところだが、これがなかなか大変だった。でも、斜面が見えると嘘のように美しくなるものだ。2001/4/1 |
側面からの近景。この白い雑草は何者なのか私には分からない。ただ先ず、こいつとの格闘になるであろうことは、容易に想像がついた。大枚をたたいて買った刈払い機の登場である。一見それほど広くないとみくびったのが災いした。なかなか厄介な雑草どもとの戦いが始まった。2001/3/18 | |